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bve trainsimにおける東武線車両データの開発、更新情報

はちまる通信 第4号

<2015.02.16 エラー修正に伴う追記あり(本記事下部に記載)>

【bvetrainsim 東武8000系車両データ 更新】

本日付けで、bvetrainsim 東武8000系車両データをver2.00へ更新致しました。主な更新内容は以下の通りです。

・bve5専用化(5.5 or 5.6)
・パネル、サウンドの全面的な刷新による高質化
・主制御器の再現(外注プラグインによる)
・2車種追加

なお、今回の更新に伴い、従来のbve4向けのデータは公開を終了致します。

データのダウンロードページはこちらです(オンラインストレージサービス”Onedrive”に移動します)。

車両ファイルパスや運転方法など、本データの詳細については、「データカタログ」という形で別紙pdfファイルにまとめておりますので、あわせてこちらからダウンロードの上、ご一読ください(Onedrive上でWord Onlineによる閲覧が可能ですが、表示崩れ等の不具合が発生する場合は一旦お使いのパソコンにダウンロードして頂き、Adobe Reader等のツールを用いてご覧ください)。


さて、気になる(?)データの中身に関してですが、少々奮発致しまして、野田線・東上線・東武本線の3タイプ同時公開となりました。このため、今更新によるデータでは、3種の車両ファイルが付属しております。
以下、それぞれの仕様について軽くご紹介致します。


▼野田線

野田線からは、貫通6Rの大宮・船橋方Tc車をモデルとしたデータを製作致しました。オール6両編成の同線では、2+4組成や、先頭→中間改造車を含む6R、先頭車封じ込めによる実質6Rなど、多様な編成が存在しますが、その中でも編成的に最もシンプルな形態をチョイスしてあります。クハ8400型Tcのため、モーター音は次位のモハ8800のものが聞こえるのみ、MGやCP等の補機類も搭載されていないため、「東武のTcらしい」音に仕上げております。


▼東上線

東上線からは、8Rとの組成で下り方を務める2RのTc車を公開致します。東武ファンの方にはお馴染み、秩父鉄道ATSを搭載した8605・8606号車をモデルとしております。特に、8606号車は池袋口最後の8000系として活躍し、さよなら運転をもって引退、東上線8000系の歴史に幕を降ろしたことも記憶に新しいところです。
クハ8600型Tcのため、モーター音は次位のモハ8500のものが聞こえるのみですが、クハ8400型とは異なり、MG・CPを搭載しているためTcとしては賑やかな部類に入ります。もちろん、05/06Fの特徴である、印象深い音色のD3-FR型CPもしっかりと再現しております。
実車は既に引退してしまいましたが、bveの世界ではこれからお楽しみ頂ければと思います。


▼東武本線

本線系からは、ワンマン運転に対応した2RのMc車、モハ8500型を製作致しました。上記の2ファイルがいずれもTcでしたので、こちらはMcの再現となっております(Tcでは迫力不足とのお声がありそうなので・・・)。
ワンマン対応編成に特有の「重装備な」運転台や特大サイズのワイパー、チャイム付き側引戸などをしっかりと再現しています。実車の運用区間は大師線や亀戸線などの短距離路線や末端のローカル区間に限られており、これらの路線データ化が待たれるところですが、同様の特徴を持つ架空路線などでも違和感なくご利用頂けるのではと思います。


いずれも、サウンドやパネルなどに違いを作ってありますので、そのあたりを比べながら楽しんで頂けると、作者としては嬉しいです。


さて、今後のことについてですが、4月から新生活ということで少々忙しくなり、データ製作に割ける時間が減っていきそうです。
8000系データについては、一応構想としては以下のようなことを考えています。

・1C8M車の製作(モーター音)
・「東武顔」編成の製作

正直なところ、今回のラインナップは既存の1C4Mサウンドで展開できるギリギリのラインで、無理やりバリエーションを作り出した感があります。あまり細かい展開にしても煩雑になるだけなので、1C4Mサウンドの編成は今回の3車種で終わりかな、とも考えています。これ以上のバリエーションは1C8Mサウンドを作らないと難しいところがあり、その部分の製作が今後の展開の前提になることは間違いありません。
ただ、この状態でのサウンドの製作にはまとまった時間とやる気と根気がパネル以上に求められるので、そのあたりの目途は全くついておりません。パネルの方は、大きな部分の違いは実は今回の3車種作り分けで既に達成できており、後は計器の交換ぐらいでバリエーションが展開できるところまで来ておりますが、それもサウンドが追い付かないと役立たない状況といえます。個人的には、東上線生え抜きの8Rや、最新鋭の保安装置を備えたATC対応4Rは是非とも作りたいところですので、そのあたりをモチベーションにしながら進めていければ、と考えています。

加えて、多少ベクトルの異なるバリエーションとして、「東武顔」編成の製作を進めております。twitterでも何度かSSをアップしておりますが、動態保存の8111Fでお馴染みのあの顔です。こちらもパネルに関しては半年ほど前にほぼ完成するところまで至ったのですが、大きく修正したい部分があり、このまま進めるかどうか検討しているうちに放置状態になっています。
東武顔、懐かしいですね。bveでは外板塗色は見えないので、8111Fは東上線版も博物館版も同一で良いでしょう。実車を見ることは叶いませんでしたが、野田線の「ヨン様」(時代を感じるネーミングです・・・)こと8104Fや、本線で一度だけ目にした2コテ編成など作りましょうか。何しろ1963年の登場時から基本スタイルは変わっていませんから、旧単位の計器などを用意すれば時代を越えたバリエーション展開もできそうです。こうして夢の広がりだけはとどまるところを知らず・・・

こうした細かい話はさておき、8000系データ全体としては、路線データとのカップリングを進められればと考えています。これは自分が製作する時も遊ぶ時もそうですが、bve5のデータにおいては、路線と車両をセットで使う傾向が2/4時代より強まっているように感じています。プラグインの充実化による細部の再現性の向上なども理由に挙げられると思いますが、一定の規格の下に展開される路線と車両が組み合わされることで初めて、両者をフルに楽しむことができるのではないか、と考えています(逆に言えば、組み合わせる相手がいなければ魅力をフルに発揮することは難しくなります)。

これは要するに、路線側とのコミュニケーションを重視しながら進めていこう、という方針です。あくまでも姿勢レベルでの話ですが、例えば路線側から要望を出して頂き、反映に向けた検討を前向きに行う、といった関係性の構築が実現すれば、非常に楽しくなるのではと考えています。

構想についてはざっとこのような感じですが、年に一度くらいは更新をかけたい、というペースで進めていければと思います。

それでは、データをお楽しみください。



<2015.02.16 エラー修正に伴う追記>

起動時のメッセージを伴うエラーが発見されたため、2015年2月16日午後9時頃、データ本体をエラー修正版に差し替えました。
恐れ入りますが、それ以前にダウンロードされた方におかれましては、最新版データへの差し替え、もしくは下記の方法によるユーザー各位での修正をお願い致します。

・エラーによる影響:一部の車種においてマスコン操作音が再生されない
・原因:音声ファイルパスの記載ミスによるもの

ユーザー各位が修正する場合は、以下の通りファイル内容の書き換えを行ってください(データ編集の経験者向け)。

①メモ帳等でA7\TOBU8000\Vehicle\TI2R2-S.cfgを開く

②ミスを含む以下の文字列を検索等により見つける
[Master Controller]
Max = Sound\Around\handle-mc-full.wav
Min = Sound\Around\handle-mc-off.wav
Up =  Sound\Around\handle-mc-up.wav
Down = Sound\Around\handle-mc-down.wav

③上記のミスを含む文字列を、以下の正しい文字列に置き換える
[Master Controller]
Max = Sound\Around\handle-up-full.wav
Min = Sound\Around\handle-down-full.wav
Up =  Sound\Around\handle-up.wav
Down = Sound\Around\handle-down.wav

④以下の文字列を検索等により見つける
112 = Sound\VMC-HT20A-S\8000_Cutoff.wav
215 = Sound\Air\bc-supply1-2.wav

⑤上記の文字列を、以下の文字列に置き換える
112 = Sound\VMC-HT20A-S\8000_Cutoff.wav
205 = Sound\Around\handle-up-hold.wav
206 = Sound\Around\handle-up.wav
215 = Sound\Air\bc-supply1-2.wav
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