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つきさぶ5条16丁目

bve trainsim各種データ公開

bve 地下鉄有楽町線・新線 路線データ
bve trainsim用の地下鉄有楽町線・新線の路線データです。

★bvets 5.8向けです bve6には対応していません


◆更新履歴
2024.6.30 ver2.00公開

◆データについて
・概要
地下鉄有楽町線・新線(現・副都心線)の新線池袋~和光市間、B線の路線データです。
民営化後、副都心線関連の工事が開始される前の2005年頃を再現し、要町・千川は未供用、千川~小竹向原間は線形改良前です。
2007~2009年頃にbve2版で公開していたデータを母体として、テクスチャの差し替えやAI活用による音声データのクリア化、他列車の実装などを行い、bve5対応としたデータです。
比較的曲線・勾配の多い区間を走行しますので、駅の前後に勾配があったり、駅自体がカーブ区間に位置する駅もあるため、各駅ともブレーキングには工夫が必要です。
並行・対向列車は数パターンの設定がありますので、繰り返し運転しても楽しめます。
・再現ダイヤ
①土休日 B904M 和光市ゆき 新線池袋→和光市
※ランダムで遅延イベントが発生することがあります。また「遅延回復トライアル」シナリオでは、3種類の遅延イベントのいずれかが必ず発生します。和光市定時を目指して腕試しにどうぞ。


②平日B911T 和光市ゆき 新線池袋→和光市
※通常ダイヤのみとなります。平日ラッシュ終わり頃のため、対向列車が比較的多いシナリオです。



◆沿革
地下鉄有楽町線・新線は、志木~和光市~成増~池袋~新宿~渋谷方面を結ぶ都市計画13号線を基礎としており、このうち志木~和光市間は東武東上線の複々線区間、和光市~小竹向原間は有楽町線、小竹向原~新線池袋間は有楽町新線(現・副都心線)と整理される。
旅客案内上、有楽町線と呼称される小竹向原~和光市間は、1983年の池袋~営団成増間の8号線延伸開業、および1987年の営団成増~和光市間の延伸開業時より供用されている区間である。このうち、氷川台~池袋間においては、上部の都市計画道路と同時施工する計画となっていたが、道路建設への反対運動や、美濃部都政における道路計画の棚上げ等の影響を受け、建設開始までに相当の時間を要することとなった。このため、1975年に完成していた営団成増~営団赤塚間のトンネルは長期にわたり未使用状態となり、営団成増開業は1983年までずれ込むこととなった。

営団成増~和光市間については、当初車両基地への回送線としての計画であったが、この区間を営業線とし、東武東上線との相互直通運転を行う計画に変更され、1978年から用地交渉を開始、1987年に延伸開業した。なお、和光検車区の用地取得に際しては、東上線と6号線(都営三田線)の乗入れ計画の中で東武鉄道が確保していた土地を営団が取得する形となっている。

有楽町新線と呼称される新線池袋~小竹向原間は、8号線と13号線の複々線区間として計画され、1983年開業の池袋~営団成増間の8号線建設にあわせて、13号線用のトンネルも同時に掘削されることとなった。このためこの区間は、上段トンネルを8号線、下段トンネルを13号線用とした上下四線箱型の複々線トンネル区間となっている。このうち、上段トンネルは1983年の有楽町線池袋~営団成増間の開業により供用されたのに対して、下段の13号線トンネルは、トンネルが完成したのみで供用はされず、その後約10年にわたり、未使用状態となった。

1994年、西武池袋線練馬駅付近の高架化にあわせ、それまで新桜台止まりであった西武有楽町線が練馬まで延伸され、あわせて13号線の小竹向原~池袋間の供用が開始された。供用にあたっては、下段トンネルの清掃や軌道敷設、池袋駅の内装工事等が行われ、13号線池袋駅は「新線池袋」の名称を与えられたが、開業後当面の間、新線池袋~小竹向原間は無停車快速運転を行うこととなり、途中の要町・千川の2駅は引き続き未供用となった。

その後、2008年に13号線の池袋~渋谷間が副都心線として開業することとなり、新線池袋駅は「池袋駅」へ改称された。1983年の施工から約25年にわたり未供用であった要町・千川の2駅についても、内装工事等を行い、副都心線開業にあわせて供用が開始され、有楽町新線は副都心線へと発展的解消を遂げたのである。

(参考 有楽町線建設史)

◆スクリーンショット
・新線池袋駅
タイル張りの装飾板は副都心線開業時に交換され、現存しない。


・要町・千川
有楽町線ホームの真下に位置する。ホーム、階段等の基礎部分のみ施工。


・小竹向原
2面4線のジャンクション駅で、西武有楽町線は中2線を使用。千川寄りは6線部となっている。
特徴的だった陶製ベンチも交換され、現存しない。


・氷川台
複線シールドトンネル区間に位置する。有楽町線では数少ない対向式ホーム。


・平和台
地上にある蜘蛛の巣状の生活道路は、計画ではなく偶然出来上がったものといわれる。


・地下鉄赤塚
グラントハイツ跡地に建設された光が丘団地の利用者を考慮し、幅を広く取られたホーム。


・地下鉄成増
川越街道の下にあり、折り返し設備を有する。地上に出ると埼玉県との都県境となる。


・和光市
東武東上線との接続駅で、東京の地下鉄で唯一埼玉県内に所在する駅。
2面4線で地下鉄が中2線、外2線が東上線。この先志木までは東上線の複々線区間となる。


◆登場する車両
・7000系1次車+3次車の混成編成(VVVF換装車、左)、3次車(チョッパ制御車、右)


・7000系5次車(チョッパ制御車)


・07系1次車(三菱製VVVF車)


・07系2次車(日立製VVVF車)


・東武9000系量産車


・西武6000系


・西武6050系


◆その他見どころなど
・乗車目標は各号車で作り分け


・副都心線開業前まで使用された営団仕様サイン


・サイン類は判読できる解像度で製作


・ATO装置開発に伴い設置された地上子


◆ダウンロード
ダウンロードはこちら
ダウンロード後、zipファイルを解凍し、”Scenarios”フォルダをBvets以下へ移動してください。
Bvets\Scenarios\A7\MetroYN の順にフォルダが階層化されていることを確認してください。

B904Mダイヤ(西武車両)では、冴咲様製作の西武6000系データを指定しております。
冴咲様のページ、冴咲の営業所 - SeskDepot (jimdofree.com)より別途ダウンロードしてください。

B911Tダイヤ(東武車両)では、当方製作の東武9000系試作車データを指定しております。
こちらより別途ダウンロードしてください(路線データ公開に合わせ小更新あり)。

◆運転上の注意
・全区間で旧型CS-ATCでの運転です(前方予告機能はありません)
・全列車が10両編成での運転です(南北線車両の和光検車区回送を除く)
・列車無線の内容はAI音声を使用したフィクションです
・メトロ総合プラグインに対応しております
・読み込み後、レバーサ断位置・ブレーキ非常位置にて、「8」キーでマスコンキーを挿入し、「営団」または「地下鉄」位置とする
・ブレーキ操作によりベル鳴動、ATC電源が投入されますので、キャブシグナル現示に従って運転してください

◆確認喚呼の仕方
・表示器、灯具類確認
「運行番号04M、行先和光市、マル1側前照灯点灯よし、マル2側前照灯点灯よし、前尾標識異常なし」
・車掌スイッチ確認
「マル1側車掌スイッチ閉位置よし、マル2側車掌スイッチ閉位置よし」
・マスコンキー挿入
「マスコンキー挿入、解錠、レバーサ断から前、ブレーキハンドル抜取から非常、非常から常用」
・知らせ灯点灯
「点灯」
・合図ブザ鳴動、キャブシグナル現示確認
「合図よし、進行」
・ATCブレーキ動作(初回の動作時のみ、表示灯の点灯を確認する)
「ATC常用点灯」
・制限速度標識
「制限55」
・第1閉塞進入時(停留所のみ)
「マル1通過」
・場内(第1場内)進入時
「場内通過」
・停車後ブレーキ4ステップ以上
「転動防止」
・知らせ灯滅灯
「滅」

◆著作権関係
・借用しているファイルを除き、特記なき場合の著作権はa7が有します
・MetroYN内の全てのファイルについて、他のbve製作物への組み込みを目的とした場合に限り、参照利用・改造編集・再配布を可能とします(単なる「再配布≒代理公開」は不可とします)。参照もしくは改造編集による「●●化改造パッチ」等の公開も可能です。
・ただし、いずれの場合も、再配布に際しては、元のファイルを上書きしない構成としてください。
・編集再配布、参照利用について特段の連絡は不要ですが、ホームページやReadme等において、当方のファイルを使用していることを明記してください。
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